Myスタイル起業 東海3県女性起業家等支援ネットワーク (愛知・三重・岐阜の女性起業家を支援)経済産業省 女性起業家等支援ネットワーク

Myスタイル起業ストーリー

先輩起業家:柚木那実

柚木那実(ゆうのき なみ)

会社名・事業名・屋号名

アジャーラー

プロフィール

出産前は美容系の接客業を経験。出産後、しばらく子育てに専念。第3子出産後、カフェ起業を考え始める。夫も脱サラし、2人で2011年に、カフェ「アジャーラー」を岐阜県笠松町にオープン。2016年、岐南町に2号店。小学生から高校生までの4人の母。岐阜市在住。

事業内容

カフェ経営。店名「アジャーラー」は「群れる」という意味。笠松店は子連れのママが集まり楽しめる場所。ハンドメイド作品の委託販売も。岐南店は女性がひとりの時間をもてる場所。母であり、女性である人たちを、カフェという場所から応援している。

起業ストーリー

●起業きっかけストーリー
第3子をおんぶして、NPO法人クローバ(島田貴子代表)主催の、子連れOKのハンドメイド講座に出かけたのが、はじめの一歩だったのかもしれません。子育て以外の話をし、自分のための時間がもてたのがとても楽しく、ハンドメイド作家として活躍するママさんたちがキラキラして見えました。

それから自分も何かできるのでは?と思い、夫の夢でもあったカフェ経営を、2人でしようということになりました。第4子妊娠中にマルシェへの出店で経験を重ねたり、経営の勉強に出かけたりして準備を進め、4人の母となってからカフェをオープンしました。

●これまでに一番苦労したことは何ですか
4人の子どもの都合をどうつけるか、ということです。オープン1年目が一番大変でした。当時、一番下はまだ1歳。下の2人を保育園に入れて、上は幼稚園と小学1年生という状況でした。特に、朝は大忙し。カフェのオープンが7時。我が家は夫も脱サラして、2人でカフェを始めたので、朝早く、子どもが寝ているうちに2人でカフェの仕込みに行って、私だけまた帰ってきて支度をさせ、保育園に送るなどしてカフェに戻る、というような日々でした。

●それをどう克服しましたか
子どもたちの帰宅後や夏休みなど、両親や兄弟、あらゆる人に手伝ってもらいました。手が回らない時は、近くに住んでいた同じ保育園のママ友に、子どもの送り迎えをしてもらったり、夕飯の面倒をみてもらったりも。わが家の子どもたちは、本当にたくさんの周りの大人たちに気にかけてもらい、愛されて育ってきました。おかげで、いい子に育ちました。当時支えてくださった人たちには、感謝しかないです。

●周りからどんな支援を得てきましたか
カフェをオープンするまでは特に、NPO法人クローバ!の存在がありがたかったです。先輩起業家さんから経験談を聞いたり、マルシェに出店させていただいたりしました。お金の面は自分一人では無理だと感じたので、会計士さんにお願いしました。運営資金の借り入れで金融機関と話をする時も力になってくださいました。1店舗目のオープン時は、正直、「本当にできるのか?」と眉をひそめられた支援機関さんもあったはずです。でも結果を出してきたことで、2店目のオープン時は、いろんな面でスムーズに支援いただけるように。今では、一緒に新しい取組みをするなど、いい関係が広がっています。

起業のこれからストーリー

●起業これからストーリー
これまでいろんな人に支えられてきたので、恩返ししていかなきゃという気持ちです。今年5月には、岐南まちづくり女性協議会の一員として「多世代交流カフェ なんカフェ」をオープン。ボランティアで、カフェ統括を務めています。また、岐南店のすぐ近くに、3号店をもうすぐオープンさせます。総菜やスイーツのテイクアウト専門店です。子育てで閉塞感を感じている時期のママさんや、地域を支えてくださっている人たちのために、自分のできることをしていきたいです。

●起業の後輩たちに贈る言葉(ひとこと)
たくさん助けてもらい、少しずつ恩返しをしよう。

起業はひとりで簡単にはできません。遠慮なく、いろんな人にたくさん助けてもらったらいいと思います。事業を始めたらその人たちの顔を思い出しながら、一生懸命頑張ること。それが、社会をつくっていく力になり、恩返しになっていくと思います。

基本情報

<アジャーラー 笠松店>
住所 岐阜県羽島郡笠松町南金池町138-2
電話番号 058-387-6653
営業時間 7:00~17:00
定休日 火曜日

<アジャーラー 岐南店>
住所 岐阜県羽島郡岐南町みやまち2-91 フォルテ808
電話番号 058-214-3775
営業時間 9:00~18:00
定休日 火曜日、第3月曜日

創業日:2011年1月1日

<取材を通して感じたこと>
「自分らしく起業しているママたちがキラキラして見えた」という、柚木さんの起業の出発点。同じように感じるママも多いはずです。でも、そこから自分の足で踏ん張り、一歩一歩進んできた姿は、なかなか真似できない頑張りだなと思いました。取材中、柚木さんからは「感謝しかない」「本当に人に恵まれている」という言葉が何度も出てきました。その心の持ちようこそが、多くの人が柚木さんならできると思い、応援したいと感じた理由だと思います。奢らず、でも自分の価値観を信じて。カッコいい起業家さん、これからも応援しています!(取材、記事制作/言葉工房トム 田代涼子)

取材日 2018年7月27日

URL:http://cafe-ajara.com

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