Myスタイル起業ストーリー
先輩起業家:佐藤槇子
佐藤槇子(さとう まきこ)
会社名・事業名・屋号名
一般社団法人cotonari(児童発達支援&放課後デイザービスcocorone(こころね)運営)
プロフィール
2008年に仲間とともに多文化共生をテーマとしたNPOを立ち上げる。NPOでの活動を通して、外国人の子どもの発達障がいや外国人ママの子育てに係る課題に多く触れ、それらの課題解決に直接携われたらと思うようになる。また、自身も2児の母であり、子育てと仕事を両立する中で、「こんなサポートがあったらいいな」「地域の子育て環境を充実させたい」等の想いが膨らみ、それらを実現するための組織を作ろうという考えに至る。2017年2月、一般社団法人cotonariを設立。
事業内容
文化的背景や家庭環境等、一人一人の状況に応じたきめ細かい支援を行う福祉事業所の運営と、すべての子どもの豊かな育ちと親が安心して子育てできる地域環境を目指した子育て支援拠点として、愛知県知立駅前に児童福祉法に基づく児童発達支援&放課後デイザービスcocorone(こころね)を運営。
起業ストーリー
<これまでに一番苦労したことはどんなことですか?>
副代表を務めるNPOで4年ほど前から「外国人の子どもと発達障がい」の課題の解決に向けて、行政を対象としたアンケート調査や支援者へのヒアリング、研修会等の実施をしていましたが、自分自身が直接保護者や子どもの支援には携わっておらず、支援者からの話を聞くばかりだったため、当事者や支援者がどのような場面で具体的に何に困っているのか、また何をしたらその困り感が解決されるのかを自分はわかっていないのではないかと感じていました。そのため、自分自身が直接支援をすることで、本当に必要なことを見極め、具体的に支援をしていきたい、またその情報を発信していきたいと考えていました。そして、直接支援が行える福祉事業所を開設したいと考えましたが、何をどのように始めたら良いのかわからない、福祉についての知識の浅いわたしに果たしてできるのかだろうと悩むとともに、日々目の前の業務に追われる中で新しいことを進めていく余力を持つことができずにいました。
<それをどう克服しましたか?>
福祉業界のコンサルティングをしている方と知り合い、福祉事業所を開設するにあたり何を準備しなければならないかに加えて、事業の柱、ニーズの捉え方、顧客数の考え方、事業の展開等について、教えていただきました。その結果、福祉事業所開設のためにすべきこと(資格を持った人集め、要件を満たした場所探し等)が見えてきました。また、その方に自分の想い・考えを認めていただけたこと、応援していただけたことが後押しになり、「自分が必要だと感じていたことは自分自身が感じていただけではなく他の人にも必要だと思ってもらえることだった」と確信でき、事業の可能性を強く感じ、「絶対に実現させよう!」と思うことができるようになりました。
副代表を務めるNPOで4年ほど前から「外国人の子どもと発達障がい」の課題の解決に向けて、行政を対象としたアンケート調査や支援者へのヒアリング、研修会等の実施をしていましたが、自分自身が直接保護者や子どもの支援には携わっておらず、支援者からの話を聞くばかりだったため、当事者や支援者がどのような場面で具体的に何に困っているのか、また何をしたらその困り感が解決されるのかを自分はわかっていないのではないかと感じていました。そのため、自分自身が直接支援をすることで、本当に必要なことを見極め、具体的に支援をしていきたい、またその情報を発信していきたいと考えていました。そして、直接支援が行える福祉事業所を開設したいと考えましたが、何をどのように始めたら良いのかわからない、福祉についての知識の浅いわたしに果たしてできるのかだろうと悩むとともに、日々目の前の業務に追われる中で新しいことを進めていく余力を持つことができずにいました。
<それをどう克服しましたか?>
福祉業界のコンサルティングをしている方と知り合い、福祉事業所を開設するにあたり何を準備しなければならないかに加えて、事業の柱、ニーズの捉え方、顧客数の考え方、事業の展開等について、教えていただきました。その結果、福祉事業所開設のためにすべきこと(資格を持った人集め、要件を満たした場所探し等)が見えてきました。また、その方に自分の想い・考えを認めていただけたこと、応援していただけたことが後押しになり、「自分が必要だと感じていたことは自分自身が感じていただけではなく他の人にも必要だと思ってもらえることだった」と確信でき、事業の可能性を強く感じ、「絶対に実現させよう!」と思うことができるようになりました。
起業のこれからストーリー
福祉と子育ての2本柱が私のやりたい事業の核となっています。“子どもと大人、性別や文化的背景、障がいの有無など、様々に異なる人々がともに隣り合って暮らしていけるまちを作りたい”という想いのもと、事業を継続して展開していくことが当面の目標です。そしてすべての子どもの豊かな育ちと、親が安心して子育てできる環境づくりを支援し、それと共に、障害児者とその親や家族がよりよい環境の中で子育てをし、地域生活を送ることができるような事業を行っていくことが使命と考えています。地域福祉の増進を図り、すべての人が隣り合って安心して暮らせるまちづくりに寄与する事を目的に活動を行っていきます。
基本情報
<一般社団法人cotonari>
(児童発達支援&放課後デイザービスcocorone(こころね)運営)
ご連絡先住所:〒472-0038愛知県知立市本町本44(名鉄知立駅 北口より徒歩3分)
電話番号&FAX: 0566-83-6617
メールアドレス:info@cotonari.org
HPアドレス:https://cotonari.org/
創業:1年目
<取材を通して感じたこと>
「福祉と子育て」がご自身のやりたい事業内容だと熱く語ってくださった佐藤さん。その熱意と行動力は素晴らしく、お子さんを妊娠中や出産直後でも変わらずスピード感をもって事業を始められました。ご本人の話では、「いつまでにこれをやる」と次々と設定していくうちに、周りからそのような環境やご縁が繋がったとのことでした。その巻き込み力は今後も佐藤さんの事業の追い風になることと思います。(Myスタイル起業ライター 伊藤祐子)
取材日:2017年11月20日
(児童発達支援&放課後デイザービスcocorone(こころね)運営)
ご連絡先住所:〒472-0038愛知県知立市本町本44(名鉄知立駅 北口より徒歩3分)
電話番号&FAX: 0566-83-6617
メールアドレス:info@cotonari.org
HPアドレス:https://cotonari.org/
創業:1年目
<取材を通して感じたこと>
「福祉と子育て」がご自身のやりたい事業内容だと熱く語ってくださった佐藤さん。その熱意と行動力は素晴らしく、お子さんを妊娠中や出産直後でも変わらずスピード感をもって事業を始められました。ご本人の話では、「いつまでにこれをやる」と次々と設定していくうちに、周りからそのような環境やご縁が繋がったとのことでした。その巻き込み力は今後も佐藤さんの事業の追い風になることと思います。(Myスタイル起業ライター 伊藤祐子)
取材日:2017年11月20日